地ビール(クラフトビール)の森
「地ビールの森」は、小規模でビールを製造、販売を行なっている 日本の地ビール醸造所(クラフトビール)の紹介をしている情報サイトです。

ビールと発泡酒と第三のビールの違い


ビールと発泡酒と第3のビールの違いのポイントは「原料」と「麦芽比率」にあります。 全て「ビール」というくくりに考えらていますが、実際は「第3のビール」はビール、発泡酒とは別の原料、製法で作られているので、「ビール」とはまったく違う製品(ビール風味の発泡アルコール飲料)。 ビールとついているのは、マスメディアがビール、発泡酒に続く製品だからといってつけたネーミング。そのためビールメーカーでは「第3のビール」という言い方はしないないで新ジャンルといっている。

原料の違い

キーとなる原料の定義は次のようになっています。

ビール
主に大麦の麦芽を原料としたもの
発泡酒
麦芽又は麦を原料の一部としたもの
第三のビール
麦芽以外の原料を使用したもの

麦芽比率の違い

価格を決定つける要因になっている、麦芽比率の違いは次のようになっています。発泡酒でも麦芽比率が50%を超えるものもありますが、ひとつの指標としてみてください。()内は1リットルあたりの金額

ビール
麦芽比率50%以上(220円)
発泡酒
50%未満 25%以上(178.125円)
第三のビール
25%未満(134.25円)

麦芽だけがビールじゃない。。。

ビールの定義にはビール純粋令が大きく影響をしていますが、地ビールの中には麦芽以外を使ったビールも多く存在しています。

しかし、現状の法律がビール純粋令を元に作られている部分もあり、麦芽以外を使ったビールは全て「発泡酒」扱いになっています。

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